第1回
『コミュニティ・カーシェアリング』シンポジウム in 石巻 開催レポート

開催概要

2016.10.08SAT.
石巻市役所 6F 
議会委員会室
(JR石巻駅 出口正面すぐ)
外観写真

このシンポジウムについて

都市部などでレンタカー事業者等が展開する一般的なカーシェアリングではなく、地域コミュニティが主体的に運営し、シェアするカーシェアリングを「コミュニティ・カーシェアリング」と私たちは名付けました。ブレゲンツ(オーストリア)と石巻(宮城県)で始まった2つのコミュニティ・カーシェアリングの現場で生まれている効果や実情を共有し、この分野の可能性や課題について大いに語り合うシンポジウムを開催します。ぜひ、ご参加ください。
※2016年のシンポジウムは終了しました。

コミュニティ・カーシェアリングの事例

ブレゲンツの事例
(CARUSO Carsharing eGen)

2010年頃から豊かな移動性と持続可能なライフスタイルを求める民間の活動として前身となる取り組みが始まる。この取り組みへ政府が助成することで、オンライン予約システムや車載装置が導入されサービスが発展し、法律や組織に関する問題もクリアされる。こうした経緯を経て、2015年6月、主に郊外でEVカーシェアリングを行う「CARUSO Carsharing eGen」が協同組合として設立される。

集合写真

石巻の事例(一般社団法人日本カーシェアリング協会)

東日本大震災後、全国から車の寄付を集め、仮設住宅などで被災された方々を対象にしたカーシェアリングサポートを推進。住民同士でルールを決めて車を活用し、車の不足を補うシェアにとどまらず、外出支援、旅行、防災訓練といった活動に発信しコミュニティが活性化する事例なども生まれる。

集合写真2

プログラム